テルモ、持続血糖測定器「Dexcom G6 CGMシステム」を発売 リアルタイム測定と低値リスク予測機能で血糖管理を支援

2021年7月27日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、持続血糖測定器「Dexcom G6 CGMシステム」(デクスコム G6 シージーエムシステム)を727日から、全国の医療機関向けに販売します。本製品は、デクスコム社(米国、カリフォルニア州)が開発・製造しており、テルモは、2018年にデクスコム社と提携し、持続血糖測定器(CGM: Continuous Glucose Monitoring)の国内での独占販売権を取得しています。

 CGMとは、糖尿病患者さんの血糖管理をサポートする医療機器です。センサーを腹部などに貼り付け、皮下の間質液中のグルコース濃度を連続的に測定します。

 Dexcom G6 CGMシステムは、日本で2019年に発売した「Dexcom G4 PLATINUMシステム」の後継機種です。測定値は、5分おきに自動的にモニターまたは専用アプリ*1をインストールしたスマートフォン*2などの汎用スマートデバイスに送信され、患者さんはリアルタイムでグルコース濃度の変動を確認できます。

 従来品では、測定値の受信に専用のモニターが必要でしたが、Dexcom G6 CGMシステムは、スマートフォンのアプリ*1で測定値の閲覧および管理ができます。またアプリを介して、測定値を5人まで共有でき、医療機関と連携し遠隔診療などにも活用可能です。

 また、グルコース濃度が設定した目標範囲外となった場合にアラートを出す従来の安全機構に加え、Dexcom G6 CGMシステムは、独自のアルゴリズムを用いて20分以内に低血糖になる可能性を予測し、「緊急低値リスクアラート」として患者さんに知らせます。リスクの高い低血糖となる前に対応することで、意識レベルの低下などの症状を防ぐことが期待される機能です。

 糖尿病は患者さんの病態に合わせた治療が必要な複雑な慢性疾患であり、合併症(網膜症、神経障害、腎臓病、心筋梗塞、脳卒中など)を引き起こす可能性があります。治療の指標として、症状の進行やこれらの合併症の発症を防ぐことが重要で、そのためには患者さんが日々の血糖を適切にコントロールすることが求められています。テルモは、このたび発売するCGMや、血糖自己測定器、インスリンポンプなど幅広い糖尿病関連の製品群を通して、患者さんの日常生活や気持ちにも寄り添う製品やソリューションを提供してまいります。

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    左から、

    ●センサー(装着するためのアプリケーターを含む)

    ●トランスミッター

    ●モニター(スマートフォン*2、または専用端末)

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    センサーおよびトランスミッター装着イメージ

  • *1

    対応機種には制限があります。

  • *2

    スマートフォンは本製品には含まれておりません。

製品概要

販売名 Dexcom G6 CGMシステム
一般的名称 グルコースモニタシステム
医療機器承認番号 30200BZI00004000
希望小売価格(税別)

30,000円(センサー3個/箱)

オープン価格(モニター、トランスミッター)

グルコース測定範囲 40~400 mg/dL
センサー使用期間 最長10日間
血糖自己測定による較正 センサーコード入力時は不要(必要に応じて実施選択可能)


テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ、日本発の医療機器メーカーです。世界160以上の国と地域で事業を展開し、25,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

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